にのだん社会保険労務士事務所は
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人事労務管理全般をサポートします
にのだん社会保険労務士事務所だより「たすき」令和7年11月号(No.72)
【①これからも挑戦の気持ちを忘れず 】
11月1日で「にのだん社会保険労務士事務所」開業から丸6年となりました。日頃から当事務所に関わって頂いている皆様に対し心より感謝申し上げます。
常に前向きであることを目標にしていますが、先々月挑戦したのが「NHKのど自慢の本選に出場する」ことでした。過去に2度、ハガキの応募で選ばれ予選には出場したことがありましたが、いずれも予選落ちでした。そして今回約10年ぶりのチャレンジで3度目の予選出場が決定し、尾崎豊の「僕が僕であるために」を歌うため、令和7年9月20日に田辺市の紀南文化会館に行ってきました。
今回、予選には約200人が参加し、翌日の本選(生放送)に出ることが出来るのは20人(組)のみでしたが、残念ながら今回も予選落ちとなりました。
昔は本選も予選も演奏はバンドによる生演奏という最大の特典があり、人によって歌うスピードの差があった場合も生演奏が合わせてくれる、スポットライトも照らされ「自分が主役?」と思えるくらいの感動がありました。しかし、今は生演奏ではなくカラオケに変更されており、その点は若干残念だと感じましたが、前と違い記念に歌っているところを撮影した写真をプレゼントして頂き、恥ずかしながらも参加して良かったと思いました。
先日、10月3日の金曜日、午後7時30分からNHK和歌山のみではありますが、予選の様子がテレビ放送されました。
私の順番になり、歌っているシーンだけでなく「今回歌った目的は、これから大学受験にチャレンジする、高3の息子を応援するためです」とインタビューのシーンも放送され嬉しかったです。これからも挑戦する気持ちを持ち続けたいと思います。
【②絶望のとなりは希望が待っている】
この間までNHK連続テレビ小説で放送された「あんぱん」のモデルとなった、アンパンマンの原作者やなせたかしさんが「絶望のとなりは希望です」という言葉を残しており、ドラマの中でもこのセリフはよく出てきました。
テレビを見ているときには他人ごとのように聞いていましたが、先日私も絶望を感じる出来事がありました。8月から1か月近く蜂窩織炎(ほうかしきえん)で入院した母が9月に退院し、後半にはやっと自分自身で動けるようになり、近所の人にやっと回復したことを嬉しそうに語っていたようでした。
しかし、退院してから毎朝7時頃にどちらかが安否確認の電話を必ずしていたにも関わらず、10月1日、母から連絡がなかったので何度も携帯電話に連絡、家の電話にも出なかったため、悪い予感を抱きながら一人暮らしの母の住む実家に向かうと、玄関先で倒れているのを発見、急いで救急搬送されましたが、病院で脳梗塞と診断されました。推定ですが前日の夕方頃に倒れたようで、時間も経過したこともあり容態は決して良いとは言えない状況でした。
本人は8月の入院中リハビリにも耐えてやっと退院、伸び伸びと活動出来る喜びを感じるようになった矢先、このタイミングでこんな「まさか」が待っているとは「神様なんか本当にいないんやなあ」と私自身絶望を感じる日が続きましたが、どんなに考えても過去に遡ることは出来ないので、前を向いて私も母も生きていかなければなりません。これから少しずつ母がリハビリに取り組む姿を応援し「絶望のとなりは希望が待っている」ことを信じるしかないと感じます。
従業員さんのご家族の方で予想しなかったことが突然起こり、介護に直面することがあるかもしれません。制度の周知はもちろん、事前に従業員さんに寄り添った対応が出来るよう準備が必要となります。また、従業員さん自身も体の変調が突然起こるかもしれません。朝礼や勤務時間中にいつもとは様子が違うことに気付いた場合は、ためらわず速やかに病院に行くよう指示を出すことが大事だと感じます。
にのだん社会保険労務士事務所を開業し7年目を迎えました。最近感じるのは、事業所様からの相談のみならず個人の方から「HPを見て電話した」と法律の質問、年金に関する疑問、会社に対しての相談など多岐に渡るようになりました。電話を終わる際「今日は先生と話が出来て良かった」と言われるのが私自身にとって励みとなります。これからも人に寄り添える社会保険労務士で在り続けたいと思います。
~最後までお読み頂きありがとうございました~