にのだん社会保険労務士事務所

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にのだん社会保険労務士事務所だより「たすき」令和8年8月号(No.81)

【①労働環境に対応した体調管理】

 今年の夏の暑さは異常です。最高気温が40度を超える酷暑日が当たり前になり「今年の夏は平年より高くなる見込みです」という気象予報がこれからも毎年続くだろうと諦めざるを得ない気持ちになります。

 高校野球のテレビ中継を見ていると、今年はほぼ毎試合と言ってよいほど選手の体調に変化があり、治療中=試合中断の場面が非常に多くなりました。厳しい練習に耐えてきた選手であっても、異常な暑さの中で緊張状態が続く試合を行う環境では仕方がないのかもしれません。

 私がかつて求人広告会社の営業社員として働いていたときは、夏の暑い日であろうとお客様である事業所に訪問する際は上下スーツとネクタイ着用が暗黙の了解となっており、当時流行語となった「クールビズ」は全くの無縁でした。

 このような労働環境は熱中症のリスクが当然高くなります。当時と違い今の時代そこまで服装に対するこだわりは強くないかもしれませんが、もしも会社が夏の暑さに反するようなビジネススタイルを従業員に強制するのであれば、従業員に対して体調管理を維持するためのこまめな指示を行うことが労働災害防止のため必要になります。

 いっぽう私が食品スーパーで働いていたときは、暑い夏でも店内は快適でしたが、常時冷房の効いたフロアに冷蔵・冷凍ケースから放出される冷気の影響で常に体が冷やされ、外との気温差が大きいことも影響し暑がりの体質となり、慢性的な頭痛の症状に悩まされました。

 現在のような異常気象であれば、外と中との大きな気温差が発生する労働環境の中で、従業員の様子に変化がないか定期的な体調管理のチェックが労働災害防止のため必要になります。

 とはいえ大事なのは各個人の体調管理に対する意識です。暑さ対策のグッズ活用や十分な睡眠、私は暑い季節になると毎朝ラジオ体操をしながら体をほぐすことを習慣にしており、身近な行動の積み重ねが重症化予防に繋がるかもしれません。

【②国歌・学院歌・校歌とアイデンティティ】

 4年に1度開催されるサッカーワールドカップは大盛り上がりの中、スペインの優勝で幕を閉じましたが、私自身日本代表の試合はテレビの前で熱く応援しました。

 やはり最後まで目を離せなかったのはブラジルとの対戦でしたが、試合開始前の国歌「君が代」は私もテレビの前で起立して斉唱しました。そのとき心の中で何か熱い気持ちになり、テレビに映し出された森保監督の表情を見ながら思わず瞳がうるっともらい泣きしました。

 この込み上げる感情は、君が代を歌いながら「自分はやはり日本人なんだ」というアイデンティティを再認識している瞬間だと私は感じます。日の丸を背負って戦った選手の皆さんには同じ日本人として「たくさんの感動をありがとう」という感謝の気持ちで一杯になりました。

 先月の話ですが、出身大学に関係する卒業生等が年に一回集まる「校友大会」が大阪で開催され今回も出席しました。前から何度も会っている大学の先輩や後輩、そして同級生と思い出話や世間話をしたり、校友大会に初めて参加された方と新たに出会ったりと、このような催しを機会に「つながる ひろがる もりあがる」を実感することができます。そして途中で参加者全員で「学院歌」を歌っているとき「私はいつまでもこの大学の卒業生なんだ」という感慨深い気持ちが高まります。

 さらに7月は毎年、高校野球地方予選のシーズンですが、今年は仕事の合間のタイミングで出身高校の初戦を見に行ったあと、順当に勝ち進み何度か勝利する場面を見ることができました。今回わが母校は初めて決勝戦に進出、最後まで応援に行くことができたのが私にとって貴重な思い出となりました。

 その中でやはり勝利したあと校歌を歌っているとき、何とも言えない感情が高まる気持ちになります。口ずさむメロディーと歌詞に懐かしさを感じながら、校歌を歌うことでいつまでも母校と繋がり続けることができるアイデンティティを強く感じる瞬間であることを改めて気付きました。

 私は仕事をいくつか経験しましたが「社歌」が存在する会社はなかったです。もしも社歌があった場合、少なからず会社に対してアイデンティティを感じたかもしれません。社歌はなかったですが、当時覚えた「経営理念」「戦略」は今でも覚えており、唱和することで「自分はあの会社の一員だったんだ」と再認識します。

~最後までお読み頂きありがとうございました~